心地よくラクを叶える

日々をデザインして心地よく過ごす:朝日記のすすめ

こんにちは、和奏です。

いつも周りの期待に応えるために頑張りすぎてしまうこと、ありませんか?
人からは「できる人」と思われていても、実は努力でカバーしているだけで、どこか心が疲れている…。そんな風に感じている人にこそ、朝日記をおすすめしたいです。

朝日記を始めたきっかけは、保育士資格の勉強でした。当時、膨大な知識を身につける必要があり、効率よく勉強を進めるには「計画性」が欠かせません。

毎朝2時に起きて勉強時間を確保する生活を続ける中で、朝日記は私にとって「計画を管理するツール」としての役割を果たしてくれました。
»自分らしく仕事をすすめる:3つのポイント

朝日記で計画と実行を管理

試験日までに必要な勉強を終わらせるため、計画を立てました。朝日記にその日何をするのかを書き込んで、実行できたかどうかを記録していきました。

勉強は量が多いだけでなく、覚える内容も細かいので、日々の進捗を確認できるのはとても安心感があります。小さな達成感を積み重ねることで「頑張れている自分」を実感することができ、モチベーションを維持するのにも役立ったと思います。

習慣が人生を変える

朝日記の習慣は、保育士試験が終わった後も続けています。当時のように勉強に追われてはいませんが、日々の計画を立てたり、気持ちを整理するのにとても役立っています。

毎日のスタートに、手を動かして自分と向き合う時間を持つのは、自分らしい1日を過ごすための大切な習慣になりました。

自分の気持ちや考えに向き合う時間を持つことで、「その時やりたいことをやる」という思いつきの行動が減った気がします。

1日の過ごし方が少しずつ意図的にできるようになって、自分自身を少しずつ深く知るようになりました。ただ紙に書くだけなんですが、それが心や頭を整えてくれる道具となり、毎日をより充実させてくれる頼れる時間になったと思います。

私が続ける朝日記の習慣

私が使っているのは「ほぼ日手帳カズン」です。月間、週間、日ごとに書き込めるスペースがあって、自由度が高いところが使いやすいです。朝日記の内容は以下の2つにわけています。

昨日の振り返り

「どんなことが良かったかな?」「ここはもう少しこうすればよかったかも」と、軽くメモを取るようにしています。計画していたことが実行できたり、小さな成功や気づきがあったりすると、それを書き残すだけで不思議と心が前向きになるんですよね。

昨年末からは、家族や周りの方への感謝の気持ちを書くようにしました。毎日同じような内容ではありますが、この作業をするたびに、自分の中で意識が切り替わるような感覚があります。感謝を言葉にすることで、自分自身を少しずつポジティブな方向へ引っ張ってくれる気がしているんです。

今日の予定と気持ちの設定

今日の予定には、ただタスクを書き出すだけでなく、「今日はどんな気持ちで過ごしたいか」をあらかじめ設定するようにしています。

例えば、「穏やかに」「楽しみながら進める」「集中して取り組む」など、タスクごとに味わいたい感情や意識を先に決めておくんです。これをすることで、どんな出来事にも意識的に向き合えるようになるから不思議です。

私は紙とペンを使っていますが、どんな方法でもいいと思います。手書きでもデジタルでも、自分が心地よい道具を使うのが続けられるコツです。

何より大事なのは、自分の気持ちを整理し、その日をどう過ごしたいかを明確にすること。この時間は、私にとって心を整えるリセットタイムでもあります。書くことで自分自身と向き合い、少しずつ自分の価値観や軸が深まっていく感覚があります。

自分に合った記録方法を見つける

日記をつける方法はさまざまです。手書き派、デジタル派、そしてその両方を使い分けるハイブリッド派。それぞれに魅力があります。自分に合った方法を見つけることで、日記をより楽しく続けられるようになりますよ。

手書きの利点

手書きで日記をつけていると、頭の中が自然と整理される感じがします。ペンを動かしながら、文字に気持ちを込める作業は、どこかほっとする特別な時間です。

書き終わったページを見返すと、自分の考えが目に見えます。ぼんやり考えていただことが、文字という現実になって想いが強化される気がします。

また、手書きだからこそ出る文字の癖や、その日の気分で選んだペンの色。日記の中に「そのときの自分」がぎゅっと詰まっているのも、手書きならではの魅力です。

忙しい毎日の中で、手帳に向き合う時間は、私にとって心を整える大切なひとときです。そんな時間が、ふとした瞬間に自分を前向きにしてくれます。

記憶力の向上

手書きで記録を取ると、脳が情報を処理しやすくなり、記憶に定着しやすいことが研究で示されています。ペンを使って書くことで、情報を構造化し、考えを深めるプロセスが活性化されるそうです。

※出典:ミュラーとオッペンハイマーの研究, 2014

感情の表現力

手書きでは、筆圧や文字の大きさなどにより感情がより直感的に反映されるため、心の整理がしやすいという特徴があります。

文字の癖って、毎日変わるんです。気持ちが文字に乗るんでしょうね。落ち着いてる時や焦っている時、イライラしている時などは特に顕著です。手書きの文字からも自分を客観視するヒントをもらっています。

デジタルの利点

デジタルで日記をつける最大の利点は、手軽さと機能性です。スマホやタブレットがあれば、いつでもどこでも記録できるので、忙しい日々の中でも続けやすいですよね。

検索機能があるのもデジタルならではの強みです。「あのとき何を書いたかな?」と思ったら、キーワードを入力するだけで簡単に振り返ることができますね。手書きでは見返すのが大変な内容も、デジタルならあっという間です。

編集がしやすいのもポイント。「書き直したい」と思ったときにサッと修正できるのは、デジタルの柔軟さならではです。写真やリンクを添付するなど、デジタルだからこそできる表現の幅広さも魅力です。

どんな状況でもパッと使えるデジタルは、現代の生活にとても合ったツールだと思います。工夫次第で自分らしい使い方が見つかるのも楽しいですよね。

編集と検索の簡便さ

デジタルでは、内容の編集やキーワード検索が容易なため、後から振り返る際の効率が高まります。また、タグ付けや色分けなどで視覚的に情報を整理することができます。

携帯性と統合性

スマートフォンやタブレットを使えば、どこでも記録でき、他のアプリやカレンダーと統合して使える便利さがあります。

ハイブリッドの活用

手書きとデジタル、どちらも魅力的ですよね。朝は手帳に手書きで日記を書いて、頭と心をリセット。日中はスマホやタブレットで思いついたことをメモしたり、予定を確認したりという使い方をしている人もいます。デジタルだと、外出先でもサッと情報を取り出せるので便利です。

シーンに合わせて使い分けることで、手書きとデジタルの良いところを両方取り入れることができます。

大切なのは、自分にとって心地よい方法を見つけること。手書きとデジタルをミックスすることで、自分らしいスタイルが見つかるかもしれませんね。

書くことのメリット

書くことって、ただの作業に見えて実はすごい力を持っているんです。頭の中でぼんやりしていた考えが、紙に書き出すことで目に見える形になり、何をしたいのかがはっきりすると感じています。

「書く」効果は、実験でも明らかに

ドミニカン大学のゲイル・マシューズ教授の研究によると、「目標を紙に書き出すだけで、その達成率が約1.4倍になる」ことが確認されています。書くだけでこんなに違うなんて、ちょっと驚きですよね!

テキサス大学のジェームズ・ペネベイカー教授の研究では、感情や思考を紙に書く「ジャーナリング」が、ストレスを軽減し、心身の健康に良い影響を与えることが分かっています。毎日の忙しさや不安があるときは、すごく心強い事実だと思いませんか?

書くことで理想を現実に近づける

「こうなりたいな」「こんな日を過ごしたいな」と理想を紙に書くと、ふとした時に意識が向きます。気づけば行動に移している自分が。笑

書くことは、目標や気持ちを現実に近づける力を持っているんだなと感じています。

なるべく素直に書いたほうが思考の整理が進みますが、ネガティブなことは書いてスッキリしたら捨ててしまっても良いかもしれません。良くも悪くも、書くと明確に認識してしまうからです。書くことには以下のような効果があります。

  1. 感情の整理と言語化
    • 書くことで頭の中のモヤモヤを外に出し、気持ちを整理できます。
    • 自分が何を感じ、何を大切にしたいのかが明確になります。
  2. 安心感と未来への計画
    • 昨日の振り返りから気づきを得て、今日の予定を明確にすることで、次のステップへの安心感が生まれます。
    • 計画を立てることで、1日がスムーズに進むようになります。
  3. 自己成長と満足感
    • 書き続けることで、日々の成長や変化に気づきやすくなります。
    • 小さな成功を積み重ねることで、生活全体の満足度が向上します。

手帳習慣を始めるためのポイント

手帳を使う場合は、完璧を目指さないことが大切です。毎日書けなくても気にせず、自分が書きたいときに自由に記録をつけることから始めましょう。また、どんな手帳が自分に合うのか試してみるのも良い方法です。デジタルか手書きか、形式にとらわれず、自分がわくわくする方法を見つけてください。

  • 朝書くことを習慣化する 頭がクリアな朝の時間帯に書くのがおすすめです。静かな時間が、集中力を高めてくれます。
  • 書く内容を固定化しない 自由な形式で、自分に合ったスタイルを探してみてください。「今日は何を書こう」と迷ったときは、どんな気持ちで過ごしたいかを書いてみてください。
  • 手帳選びを楽しむ 自分の書きたい内容に合った手帳を選ぶと、続けるモチベーションが上がります。月や週の予定が見開きで確認できるページのほかに、日々のスケジュールが書ける欄があるものがおすすめです。

書くことがもたらす変化

毎日少しずつ書き続けることで、日々が少しずつ整い、心が軽くなる感覚があります。振り返りを通じて自分の強みに気づいたり、前を向くための小さなステップを見つけたり。そんな時間が、心の中に静かな余白を作ってくれます。

慌しかった時期は1年間ずっと「静謐」と書き続けた時期もありました。同じ時期に「クリア」とも書いていたので、静かに自分をリセットしたかったんだと思います。

自分軸や価値観というのは、一瞬で見つかるものではありません。でも、毎朝の小さな習慣が、自分自身を知るきっかけをくれています。薄皮を剥がすように少しずつ進むプロセスですが、自分らしく、意図的に過ごすための大切な一歩になると思います。

まとめ

朝日記の習慣が、毎日の中に大きな変化をもたらしてくれることを、私自身実感しています。心を整理し、自分の軸を見つめ直す時間。それが、忙しい日々の中で自分らしさを保つ鍵になっています。

特別なスキルや道具は必要ありません。好きな手帳やデジタルツールを使って、少しずつ書いてみてください。大切なのは、「自分と向き合う」その一歩を始めること。

2025年、新しい年を意図的に、そして心地よく過ごせるように。朝日記であなたの毎日が少しでも豊かになりますように。一緒に始めてみませんか?😊
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